Googleストリートビュー(屋内版)は、店舗内・施設内を360°見渡すことが可能なパノラマ画像で、バーチャルツアーを可能にしたサービスです。
日本では2012年に「おみせフォト」の名称でスタートしましたが、2015年以降は「Googleストリートビュー」に名称が統一されました。
そのため、現在は通常のストリートビューとの混同を避けるため、「Googleストリートビュー(屋内版)」という名称で呼ばれる場合もあります。
このページでは、意外とまだよく知られていない「Googleストリートビュー(屋内版)」を導入するメリットについて解説します。
店舗内・施設内を事前に確認できる
「Googleストリートビュー(屋内版)」は、Google検索とGoogleマップから検索される店舗・施設の情報の中に「360°ビュー」として追加される「バーチャル・ツアー」です。
カフェ・レストラン・美容室・ホテルなどの地域ビジネスをはじめ、幼稚園や学校、神社・仏閣などの史跡、あるいは美術館や図書館などの公共事業での導入も増加する傾向にあります。
画像上の矢印をクリックするとシーンが移動します。またドラッグすることで360°見渡すことができます。
このように、フラットな写真だけでは伝わらない雰囲気と臨場感を感覚的に表現することが可能となります。
ユーザーがまだ行ったことのないお店を事前にバーチャル体験することで、店内の様子がわからないという不安感が軽減され、あなたのお店が多くの競合店の中から選ばれる確率がアップします。
「Googleストリートビュー(屋内版)」を導入することにより、まだ導入していないライバル店との差別化が出来るということがお分かりいただけると思います。
Google社の調査によると、お店や企業に対する情報検索のうち、44%でGoogleマップなどの地図サービスが使用されており、その内の平均41%が店舗等の訪問につながっているという結果が出ています。
また、お店や施設の情報にバーチャル ツアーや写真が入っていると、ユーザーの関心が2倍にもなります。
この調査結果からも「Googleストリートビュー(屋内版)」を追加することによるメリットの大きさがわかります。
検索結果からのダイレクトな集客
Googleストリートビュー(屋内版)導入のもう一つのメリットは検索結果画面でユーザーの知りたい情報が表示され、よりアピールできるということです。
前述のGoogleの調査結果からもわかるように、ユーザーはスマホで複数の店舗を検索し、比較検討するという行動が当たり前の時代になっています。
特に知らないお店の場合、事前に実際の店内の様子が分かるということが、訪問につながる重要な要素となります。
下の画像は、実際にGoogle検索で店舗名を検索した場合の例です。
画面右側に店舗の詳細が掲載されています。
この箇所に掲載される内容は、Googleマイビジネスというローカルビジネス向けの無料サービスに登録することで、「外観を見る」などの画像や営業時間などの各種情報の編集が可能となります。
(※まだ登録がお済みでない場合は登録を推奨します。「Googleマイビジネス」の登録方法や運用方法などのアドバイスも行っています。お気軽にお問い合わせください。)
最上部の「写真を表示」をクリックすると下のような画面になります。
左上の赤枠内にある「360°ビュー」タブをクリックすると、追加した「Googleストリートビュー(屋内版)」のサムネイル画像一覧が表示され、店舗の外観や店内のバーチャルツアーを楽しむことができます。
(※2017年5月以降、「中を見る」の表示は廃止されました。現在表示されているものも順次「360°ビュー」に統合されます)
Googleマップの場合
Googleマップは、現代のスマホユーザーにとって必須のアイテムとなっており、これからの集客ツールとして注目されています。
Googleマップの検索では、現在地や指定した場所からの経路と共にGoogle検索と同じように住所や営業時間、電話番号などの店舗情報が掲載されます。(※路面店の場合、お店に隣接する道路からお店の中に入ることができるように接続することも可能です。)
このように「Googleストリートビュー(屋内版)」を導入することで来店前にお店の雰囲気をバーチャル体験してもらうことが可能になり、サービス内容や店舗のイメージを具体的に体感してもらうことでユーザーの不安を解消し、スムーズな集客につなげることができるのです。
Google認定フォトグラファーが撮影
「Googleストリートビュー(屋内版)」は、Google社のガイドラインにより認められた、弊社専属の「Google認定フォトグラファー」が撮影を行います。
弊社の認定フォトグラファーはGoogleの定めた認定要件をクリアし、一眼レフカメラと専用の機材を使用した高品質の画像をご提供いたしますので、安心して撮影を任せることが出来ます。
また、弊社はGoogle社の「画像の承認とプライバシーに関するポリシー」に準拠し、著作権及び肖像権に関わる内容について十分な配慮を行った撮影を心がけています。
※人物の顔、車のナンバープレートにはぼかしを入れます。また、公開したくない場所・物についても対応いたしますのでご相談ください。
低コストで導入が可能
「Googleストリートビュー(屋内版)」導入にかかる費用は初回の撮影時のみです。
初回の費用には、認定フォトグラファーが撮影した画像をパノラマ画像に編集し、バーチャルツアー化してGoogleに公開するまでの費用がすべて含まれており、公開後に継続的な費用がかかることは一切ありませんのでご安心ください。
公開後は埋め込みコードを使用して御社のWEbサイトにバーチャルツアーを掲載したり、Googleマップの画面URLをQRコード化して名刺やチラシなどで告知するなど、ランニングコスト不用の集客ツールとして自由にご利用いただけます。
Webサイトに埋め込んだ例