ストリートビュー【屋内版】の撮影ポイント選定にはGoogleが推奨する一定のルールがあります。
以前は、Googleが定めた撮影ルールに沿わないストリートビューはGoogle側から削除される場合があったのですが、現在はガイドラインが緩和され、厳密にルールを順守する必要はなくなりました。
しかし、ユーザー目線で見やすいストリートビューを構築するために、可能な限り下記の内容に沿ったプランの選定をお勧めしています。
1ポイントあたり4方向の撮影
一眼レフカメラでの撮影では、1ポイントあたり90°ごとに4方向を撮影して合成します。
また、1方向につき「適正」「明るい」「暗い」と3段階で露出を変えて撮影し、最適な露出で合成しますので、4方向 X 3枚 = 12枚を撮影します。
ポイント間の距離
現在は、「ポイントとポイントの間は最適な距離を保つ」とされていますが、具体的には3メートルから5メートル間隔での撮影を推奨します。
あまり距離が離れてしまうと、ストリートビューの画面上で矢印をクリックして移動する際にワープしたような感覚になり、見づらい印象をユーザーに与えてしまいます。
また、ポイント間はできるだけ直線的に移動するような動線を取って撮影する必要があります。
進路上の障害物は迂回して撮影
ストリートビューでは、実際に店内を歩いてまわるようにシーンが移動することが最適であるため、テーブルやカウンターなど、進路上に動かせない障害物がある場合は迂回して撮影しなければなりません。
来店したお客様が実際に通るであろう通路を想定して、ポイント間の動線を選定することが需要となります。
フロア別に撮影が可能です。
ストリートビューの機能である「マルチレベル機能」を利用して、複数の階層がある建物の場合、フロアごとに分割して撮影することが可能です。
階段の入り口と出口部分を撮影しておけば、階層の移動は下記実例のようにボタンで移動できるため、不自然さはありません。
プライバシーの保護
人物の顔や表札などの個人を特定できる情報、車のナンバープレート等が写りこんでいる場合は基本的にぼかし処理を行います。
もし、モデルやスタッフなどで顔にぼかしを入れずに公開を希望される場合は、当該の人物の署名入りの書面が必要となります。(※書面は弊社で準備していますのでお問い合わせください)